こんにちは (^o^) 絵描きの榊幹恵です。
突然ですが、可愛いイラストをササ~ッと描けたら良いのになと思う事はありませんか?
でも、いざ描こうとすると「どうすれば上手に描けるの?」
と悩んでしまう事ってありますよね。
という訳で、今回の記事では【可愛い絵の描き方】を
初心者さんでも分かりやすく簡単に紹介していきます。
Contents
1. 可愛い絵の特徴を知ろう

丸みを意識する
可愛い絵のポイントは「丸さ」です。
顔や体を丸っこく描くと、優しい印象になり自然と可愛らしさが出ます。
実際に顔を描いていみると、こんな感じになります。↓↓↓

まず丸を描く(完璧な円じゃなくてOK)
丸の中心から少し下寄りに、目・鼻・口をギュッとまとめて描く。(鼻と口は省略してもOK)
顔のパーツが離れていると、大人びた印象を与えるため、
目鼻口は小さな円の中に収めるイメージで描くと可愛く見えてきます。
また、ほっぺに赤みがあると(線画の時は点々で表現)可愛さがアップします。
この基本の形をマスターしたら、後はどんなモノにでも応用できます。
例えば、トマトをゆるキャラにしてみたり、

目玉焼きも、ゆるキャラに出来ます。

初めは、丸いものから描いていき、慣れてきたらナスやキュウリのような細長いものにもチャレンジしてみましょう。
デフォルメを取り入れる
頭を少し大きめにしたり、手足を短めにすると、キャラクターらしい可愛さがアップします。
オレンジをモチーフに、実際に描いてみるとこんな感じになります。↓↓↓

頭を大きめ丸にして、胴体は小さめの台形を描いて、手足を短めの線で描き、その先端に小さな丸を付けます。頭の天辺には緑の茎と葉っぱをつけると、あっという間にオレンジのゆるキャラの完成です☆
絵を描く時は、描きたい物をシンプルに、〇丸・△三角・◇四角で捉えると、描きやすくなります。
描いていると、頭が大きすぎて動きづらいのでは?…という思いが出てきてしまうのですが、
今回は可愛い絵の描き方がテーマなので、余計な心配はせず、可愛いに全力を注ぎましょう!(`・ω・´)ゞ
2. 可愛い描き方…動物・人物の場合
可愛い動物の描き方
まずは、その動物の特徴を踏まえた上で、可愛い描き方のコツを取り入れていきます。
例えば、ブタさんの場合だと、基本の形プラス特徴のある鼻を描くと、それっぽく見えます。

今回はブタさんのほっぺのふっくらした感じを出したかったので、丸ではなく、丸みを帯びた台形を頭にしました。胴体は、丸みを帯びた短めの長方形にクルンとした尻尾をつけて完成です。
可愛い人物の描き方
口や鼻を小さく描くと、顔全体がバランスよくまとまり、より愛らしい印象に仕上がります。
目はちょっと大きめに中に輝きを入れると、元気でキラキラした感じを表現できます。
もちろん基本の形のようなシンプルな目でもOK
描きたいイメージによって使い分けましょう(^^)

可愛い人物の描き方は、基本の形の他に、多様な髪型・服装・表情などが加わり、動物より難しいかもしれません。まずは笑顔の子から始めて、あとは焦らず一つづつ慣れていきましょう。
3. 配色で可愛さをプラス

パステルカラーを活用
淡いピンクや水色など、柔らかい色を使うとふんわり優しい可愛い絵になります。
パステルカラーでも、グレーの混じったくすみ系のカラーを使うと、落ち着いて少し大人びた印象になります。
ビビットカラーで元気さを
鮮やかな色を使うと、人物の場合は元気さとか、食べ物の場合は新鮮さなどを表現できます。
こちらもやはり、グレーが混じったくすみカラーを使うと、落ち着いて洗練された印象になってしまうので、可愛い絵を描く時は、明るく鮮やかなカラーを使う方がオススメです。
上達への近道は
真似から始めてみよう
最初は好きなキャラクターやイラストを見ながら真似するのが上達の近道です。
真似でも、どんどん描いていくと不思議と自分らしさが出てくるので、諦めずに続けましょう。
毎日少しずつ描く
一度にたくさん描かなくても大丈夫。毎日ちょっとずつ続けることで、自然と可愛い絵が描けるようになります。月並みですが、やはり継続が一番の上達のコツです。
毎日描くなら扱いやすい画材が一番!
今回の参考イラストは色鉛筆とアクリルペンを使って描いてみました。
ペンタイプの画材は、準備や用意が簡単で後片付けも楽ちん!(フタを閉めるだけ)
継続しやすい環境を整える事は、けっこう重要ポイントです
まとめ
いかがでしたでしょうか。
可愛いにもいろいろありますが、
今回は愛らしくゆるキャラタイプの描き方のコツをご紹介してきました。
可愛い絵の描き方は、
- 丸みを意識・・・可愛いの基本形は「丸」
- 顔のパーツを工夫・・・目鼻口は小さな円の中に収めるイメージで描こう
- 配色を味方につける・・・明るい色は可愛いさが伝わりやすい色
- 毎日少しずつ練習・・・これが一番大事☆
これを意識するだけで、ぐっと上達します。
ぜひ今日から、気軽に可愛い絵を描いてみてくださいね!








私の実体験なのですが、まだ絵に慣れていない時に、いきなりオリジナルを描こうとすると、どうしていいか分からず手が止まってしまうので、描きたい絵柄の真似から入る事は、とてもオススメです。