初心者でも描ける花火の絵・光と色で魅せる描き方ガイド

花火の描き方 アイキャッチ画像

こんにちは、絵描きの榊幹恵です(^o^)
今回は花火の描き方をご紹介していこうと思います。

夜空を彩る花火は、絵のモチーフとしてとても人気があります。しかし「どうやって描けばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、「絵・花火・描き方」をテーマに、初心者の方でも分かりやすく花火の描き方を解説していきます。

花火の絵を描く前に知っておきたい基本

花火の種類と特徴を知る

花火にはさまざまな種類があります。代表的なのは「丸く広がる打ち上げ花火」や「しだれ柳のように垂れる花火」などです。まずは描きたい花火の形をイメージすることが大切です。写真や実際の花火を観察すると、よりリアルな絵に近づきます。

自分で撮った写真やPixabayなどで花火のフリー画像を探し、それらの資料を手元に置いて描き始めていきましょう(^O^)漠然とした花火のイメージだけで描き始めると、途中で手が止まってしまう事が多いです。

資料集めは絵を描くための、大事な第1ステップです☆

色の使い方を意識しよう

花火は鮮やかな色が魅力です。赤・青・黄色などの基本色に加えて、グラデーションを意識すると一気に美しくなります。暗い背景に明るい色をのせることで、花火の輝きが引き立ちます。

花火の描き方:基本ステップ

放射状に線を描く

花火の基本は「中心から外へ広がる線」です。まずは中心点を決め、そこから放射状に細い線を描いていきましょう。このとき、線の長さや太さを少しずつ変えると自然な印象になります。

筆者は右利きなため、この順番で描くと、弧を描きながら重力で垂れ下がっていく花火の線が描きやすかったです。描きやすさは人それぞれなので、自身の描きやすい順番を見つけていくのも面白いと思います(*^^*)

点や光を加えて華やかに

線だけでは少し物足りないので、先端に点を加えたり、キラキラとした光を描き足します。ランダムに配置することで、より本物らしい花火になります。

点描やスパッタリング(絵具を水で溶いてインク状にして、歯ブラシや硬い毛の筆に含ませ、指で弾いて飛沫を飛ばす技法)を使うと効果的です。

アクリル絵具で描く花火

アクリル絵具は発色が良く、花火にぴったりの画材です。暗い背景を先に塗り、その上から明るい色を重ねていきます。筆を軽く弾くように使うと、自然な広がりを表現できます。

実践・花火を描くコツ

まずは黒で背景を塗りつぶします。絵具をあまり水で薄めず固めの粘度で塗ると、しっかりとした背景が出来上がります。

今回は水面に接している花火会場を描くので、陸地と水面の境目にマスキングテープを貼っています。

次にチタニウムホワイトで(白・不透明)全体のバランスを見ながら、花火の形を線描でとらえます。このあと、スパッタリングで光の粒を描き足しました。

花火の線画が出来たら、色を重ねていきます。

アクリル絵具には色の種類の他に、透明、半透明、不透明と3種類の透明度があります。
先ほど描いた線画を塗りつぶしたくない時は、透明か半透明の絵具を使うと、線画を潰さず色を置くことが出来ます。

地上の縦長の花火は、厚紙を短く切って、一辺に絵具を付けてスタンプしています。
手軽に縦長の線が量産できるので楽しいです。

他にも、縦長の花火の後ろにある街の明かりは、綿棒でスタンプしました。
綿棒でスタンプするとぼんやりとした街明かりを表現できます。
そのあと中心に光の芯として白をのせるとリアルさが出てきてきます。

花火の絵・仕上げのコツ

花火がリアルに見えてくるよう描き進めます。

光の中心や一番強い輝きは「純白」で表現します。
なので、白は一番最後に描く「締め」のようなイメージです。

順番としては、光の色(黄色・オレンジ・赤など)を薄くぼかしながら重ね塗り、
(薄い色を安堵も重ねると、光がにじむように見えるため)
最後に白を‟ちょん”と置きましょう。

純白を置いた後は、触り過ぎると濁ってしまうので、筆を止め、絵具が乾燥するのを待ちましょう。

花火の絵をもっと魅力的にする工夫

アイコン
筆者

こちらの花火の絵は、背景を水多めの絵具で塗ったため、全体の印象が薄い仕上がりになりました。やはり背景はしっかり塗った方が作品としてのパワーがある気がします。失敗作ですが参考として載せておきます(^_^;)

背景とのバランスを考える

花火だけでなく、夜空や街並みなど背景を描くことで、作品の完成度がぐっと上がります。濃い紺色や黒を使って夜空を表現すると、花火がより際立ちます。

動きと奥行きを意識する

大小さまざまな花火を描くことで、遠近感が生まれます。大きな花火は手前、小さな花火は奥に配置することで、立体感のある絵になります。

色彩でも奥行きを表現する事が出来ます。
手前の花火=高彩度・シャープな線・暖色系(赤・オレンジ・黄)
奥の花火=低彩度(グレーが混じったくすんだ色)・ぼんやり淡く・寒色寄り
↑これらを意識して塗ってみましょう。

まとめ

花火の絵は、一見難しそうに見えますが、形の正確さを求められないので、基本の描き方を押さえれば初心者でも楽しく描くことができます。
「放射状の線」「明るい色」「背景とのコントラスト」を意識するだけで、ぐっと魅力的な作品になります。

ぜひ今回紹介した描き方を参考に、自分だけの美しい花火の絵を描いてみてください。描くほどにコツがつかめて、どんどん楽しくなりますよ。